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【鉄拳7シーズン3】新技:アリサ

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シーズン3で追加された新技の解説、アリサ編です。 ダブルオーバーライド ■ダブルオーバーライド(4RKRK) ・判定:中段 ・ノーマルヒット/カウンターヒット:浮き(コンボ始動) ・ガード:-38 ・連続ヒット:ノーマルヒット連続ヒット、カウンター連続ヒット(地上判定) 中段中段で連続ヒットする浮かせ技です。 非常に硬直が長く、コンボとしてはブート派生(WK)してブートラッシュ(ブート中にLPRPLPWK)かデュアルブート派生(6WK)してブラスターライト・バースト(デュアルブート中にRPLP)しかありません(ダメージとしてはブートラッシュの方が高いですが床割れステージならブラスターライト・バーストで床を割ることができます)。 それでも始動のダメージが大きいためブートラッシュを決めるだけで64とピックアップ(3RP)からのダメージとほぼ遜色ないダメージを出すことができます。 この技の用途はもちろんスカ確となります。アリサはシーズン2までスカ確に使う技になにがしかの欠点を抱えていました。リーチの短いピックアップとインバウンドキック(9RKRK)、ダメージが低いオーバーフロー(6WP)、発生の遅いダイナミックレンジ(4WKWK)。 ダブルオーバーライドは発生も15と標準的、リーチもピックアップやインバウンドキックに比べれば明らかに長くリターンも大きいとスカ確として必要な要素全てがあります。アリサの明確な弱点が一つ消えたわけです。また、1発目がもしカウンターヒットした際も2発目が地上ヒットするので、リターンが薄くなることもありません(そういう場面では打たないのがベターですが)。 高性能な技であるダブルオーバーライドですが、ガード時のフレームを見て分かるとおり非常に隙が大きいです。派生なしではステップインしてから余裕で浮かせ技が間に合い、派生した場合でも相手の技を止めることはできません。立ち回りでの使用は控え、スカ確に的を絞って使用すればシーズン3のアリサの強力な武器となるはずです。

【鉄拳7シーズン3】新技:クラウディオ

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シーズン3で追加された新技の解説、クラウディオ編です。 クレセントヒール ■クレセントヒール(4LKLK) ・判定:中段 ・ノーマルヒット:+7(相手しゃがみ状態) ・カウンターヒット:バウンドダウン(コンボ始動) ・ガード:-12 ・連続ヒット:ノーマルヒット非連続ヒット、カウンター連続ヒット、ディレイを多めにかけるとカウンターでも非連続ヒット クラウディオの左アッパーに相当する技であるインテンスコア(4LK)に派生が付きました。 インテンスコアの性能は少しだけダメージが高い代わりにガード時の不利フレが大きい左アッパーといった性能でした。展開が早いので誤魔化しは効きやすかったですが、優れた技とは言いにくかったと思います。クレセントヒールはこの技にカウンターでコンボにいけるという強力な抑止力を持った派生が追加された格好となります。ガード時のリスクも-12と大きくはなく、インテンスコアがガードされても攻め込むのがやりやすくなったと言えます。 クレセントヒールはディレイが効きます。これによって更に揺さぶりをかけることができますが、ディレイをかけると両横移動でかわせるようになってしまいます(クラウディオで試行)。ノーディレイの場合、通常のキャラは両横移動でかわせません。 リリ、アリサでは左横移動でかわすことができました。右は不可。横移動でかわそうとする相手にはこちらが別の技に連携して攻めるべきでしょう。また、フェンの46LPのような避け性能が大きい技なら避けて攻撃することができます。カウンターコンボの中段派生でガードされても浮かないと強力な技ですが、一点読みされるような使い方は避けたいところです。

【鉄拳7シーズン3】新技:ラース

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シーズン3で追加された新技の解説、ラース編です。 エレクトリックボレー ノッキング ■エレクトリックボレー(SE中RK) ・判定:上段 ・ノーマルヒット/カウンターヒット:直スクリューコンボ始動 ・ガード:-10 ・パワークラッシュ対応 SE中に出せるパワクラ対応技です。 ラースの技のほとんどは右横移動に弱いという弱点を抱えていますが、この技もその例に漏れず対右横への判定はライトニングスラスト(SE中LP)に次いで弱いと言えるでしょう。ほんの少しの横移動でかわされます。SEに移行する技(チャージファクター(6RPLP)など)をガードさせたとき、最も右横に強いのはストームギア(SE中LK)ですが、この技も右横移動ガードでガードされます。 そしてそれ以外の技は右横移動ガードで全てスカってしまうので、SE移行する技からの選択肢はこれを知らない相手への分からん殺しに過ぎません。また、チャージファクターからエレクトリックボレーを出したときに、相手が軽い中段(例:ブライアンの3RPLP、ドラグノフの3RKなど)を出していても、ガードが間に合います。よって、SE移行する技から手を出す相手への対処として作られた技ではないと言えるでしょう。 中間距離からDE(6LK)を経由してSEを出したときは、SE移行時に再度横移動への補正がかかるのかストームギアやアレスターシャット(SE中RP)が右でかわしにくくなります。 これらを置き技で潰そうとする相手に出す技なのかもしれません。そういう場面は少ないと考えられ、上段なのに確反があるということもあり、積極的に使える新技ではないと思われます。発生も遅いので、コンボへ組み込むのも難しいでしょう。 ※2020/4/18追記(Ver.3.10対応) Ver.3.10になり確反がなく(-9へ)、ホーミングアタックへ変更されました。とりあえずよく分からないから立っていただけの相手にみすみす確反を受けに行くこともなくなり、右横歩きで全対応されることもなくなりました。右横しゃがみにはストームギアが一応機能するので、右横しゃがみも全対応ではありません。 使い道がほぼなかった技が少しは使える技に変わりました。とはいえSE経由でしか出せず、発生も遅いと使いやすい技ではありません。直でSEを出された相手はアレスターシャッ...