【鉄拳7シーズン3】新技:ラース

シーズン3で追加された新技の解説、ラース編です。

  1. エレクトリックボレー
  2. ノッキング

■エレクトリックボレー(SE中RK)

・判定:上段
・ノーマルヒット/カウンターヒット:直スクリューコンボ始動
・ガード:-10
・パワークラッシュ対応
SE中に出せるパワクラ対応技です。
ラースの技のほとんどは右横移動に弱いという弱点を抱えていますが、この技もその例に漏れず対右横への判定はライトニングスラスト(SE中LP)に次いで弱いと言えるでしょう。ほんの少しの横移動でかわされます。SEに移行する技(チャージファクター(6RPLP)など)をガードさせたとき、最も右横に強いのはストームギア(SE中LK)ですが、この技も右横移動ガードでガードされます。
そしてそれ以外の技は右横移動ガードで全てスカってしまうので、SE移行する技からの選択肢はこれを知らない相手への分からん殺しに過ぎません。また、チャージファクターからエレクトリックボレーを出したときに、相手が軽い中段(例:ブライアンの3RPLP、ドラグノフの3RKなど)を出していても、ガードが間に合います。よって、SE移行する技から手を出す相手への対処として作られた技ではないと言えるでしょう。
中間距離からDE(6LK)を経由してSEを出したときは、SE移行時に再度横移動への補正がかかるのかストームギアやアレスターシャット(SE中RP)が右でかわしにくくなります。
これらを置き技で潰そうとする相手に出す技なのかもしれません。そういう場面は少ないと考えられ、上段なのに確反があるということもあり、積極的に使える新技ではないと思われます。発生も遅いので、コンボへ組み込むのも難しいでしょう。

※2020/4/18追記(Ver.3.10対応)
Ver.3.10になり確反がなく(-9へ)、ホーミングアタックへ変更されました。とりあえずよく分からないから立っていただけの相手にみすみす確反を受けに行くこともなくなり、右横歩きで全対応されることもなくなりました。右横しゃがみにはストームギアが一応機能するので、右横しゃがみも全対応ではありません。
使い道がほぼなかった技が少しは使える技に変わりました。とはいえSE経由でしか出せず、発生も遅いと使いやすい技ではありません。直でSEを出された相手はアレスターシャットを基本的に警戒しがちなのもあって、上段というのもネックです。立ち合いで出せたらかなりの強技だったのですが...

■ノッキング(しゃがみ中3RP)

・判定:中段
・ノーマルヒット:+5
・カウンターヒット:腹崩れダウン(コンボ始動)
・ガード:-8
・発生:15
TTT2で猛威を振るい、あまりのヘイトにT7で削除された技が帰ってきました。
ただし性能は下がっており、しゃがみからしか出ません。対横への性能も下がりました。
タクティックソード(2RP)ガード時(+-0)からや、アークコンビネーション(1LPLK)出し切りから連携させたときは、両横でかわされます(ラース、一八で試行)。
ただし有利フレがあるときはこの限りではなく、シャドウカッター(1RK)ヒットからやタクティックソードヒットからは両横でかわせません(リリで試行)。このため、特にシャドウカッターからはリスクを抑えた暴れ潰しとして期待できるでしょう。
気をつけたいのはリーチがさほどないことで、例としてシャドウカッターが遠距離でヒットしたあとはバックダッシュでノッキングが避けられます。比較的近距離であればバックダッシュにもかわされず、しゃがぱんとノッキングが相打ちとなるので安定の選択肢になります。

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