【鉄拳7シーズン3】ファーカムラム分析 #3


技解説3つ目です。

バーンアウトエルボー

中中
3RPLP
1発目G-7、H+4
2発目G-13、H頭側うつ伏せダウン(受身不可)
1~2発目間ノーマルヒットで連続ヒット。1~2発目間は横移動不可、割込み不可ですが、一部の後ろに避ける技で避け性能の高い技なら割り込めます(フェンの単鞭(46RP)など)。
後述のバーンアウトスイッチハイ(3RPLK)の対となる中段派生です。連続ヒットでそれなりのリターンがありますが、G-13と一八、ジョシー、エディには浮かされ、それ以外のキャラでも13に痛い反撃が用意されているキャラは多く中段用途としては他にもっと優れた技があるでしょう。バーンアウトスイッチハイの対に使うにしても、そもそもバーンアウトスイッチハイ自体に確反があるのでよほど連発しなければしゃがまれないのではないでしょうか。

バーンアウトスイッチハイ

中上
3RPLK
2発目G-11、Hその場崩れ(コンボ可能)
1~2発目間ノーマルヒットで連続ヒット。中上のコンボ始動技で、浮き確定の確定反撃にはこの技を主に使うことになるでしょう。ぶっぱなしとしてもガード時-11と痛い反撃をもらうキャラはごく僅かです。多用しすぎてしゃがまれるようであれば前述のバーンアウトエルボーも見せていくことになるでしょう。

スタンガンロー


3LK
G-12、H-1
D19で発生20、ガード時のフレームもよく優れた削り技です。マードックのステップインロー(2LK)と似たような使い心地の技と言えるでしょう。判定は左側に厚く、五分の状況から右横歩きでかわせません。左横歩きはかわせます。+4まで左横歩きでかわせましたが+5からかわせなくなりました(ファーカムラムで試行)。

マッシヴソード

中上
3RKLK
1発目G-8、H+8
2発目G-9、Hダウン
1~2発目間ノーマルヒットで連続ヒット。ドラグノフのトスアップスラッシュ(4RKLK)に似た技で、壁際で効果を発揮することでしょう。ただし似たような発生の中段派生はなく、中段派生はありますが発生はかなり異なります。1発目の判定は右に厚く、五分の状況から左横歩きでかわせません。右は横移動でかわせます。+6まで右横歩きでかわせましたが、+7から右横歩きでもかわせなくなりました(ファーカムラムで試行)。トスアップスラッシュのように2発目を入力すると横への判定が変わったりもしなさそうです。右横歩きで2発目もかわせます。

マッシヴソード~サンダーボルト

中中
3RK【LKLK】
G+1、Hうつ伏せ叩きつけダウン(追撃確定)
1発目~2発目間非連続ヒット、ガード時17まで割込み可、18で相打ち。ガード時両横移動可。ヒット時割込み不可、両横移動不可。
上記マッシヴソードの対となる中段派生ですが、一般的な中段派生とは少し性能が異なり割込み可能ながらガードで有利、ヒットで追撃確定ダウンの攻め持続重視の派生となっています。割込み猶予は長く、両横にも弱いですが、触れさせることができればつよいファーカムラム特有の傾向に沿った技性能です。

タッマラー


2LP
G-5、NH+8(相手しゃがみ)、CHうつ伏せ叩きつけダウン(追撃確定)
ダウンにヒットする中段攻撃です。ガード時のリスクも低く、起き攻めで活躍する性能です。ダウンにも当たる中段攻撃としてはデンジャラスアッパーカット(66WP)があり、そちらの方がダメージも高いですが、こちらはダメージにやや劣る変わりに確反がないと差別化はされています。

クイックロー・パンソーク

特中
2RP
G-9、H+2
しゃがみ右肘打ちです。発生が12と他のキャラの右しゃがぱんに比べ1フレ遅く、フレーム優劣も悪い上にリーチも短いですが代わりに下段捌き不能という他にはない特徴がついています。下段よりの特殊中段なのでジャンプステータスには負けます。

レフトローキック~サンダーストーム

下上上
2LKRKLK
1発目G-16、H-5
1~2発目間ノーマルヒットで非連続ヒット、カウンターヒットで連続ヒット。
1発目は2RKと似たような性能ですが発生が2フレ遅く、カウンターヒットしても派生を出していなければ特にリターンはありません。そして2発目にはハイキック派生しかなく、サンダーストームまで出し切っていても計D45とカウンターを取りに行くなら他にいい技はあることでしょう。立ち合いで多用すべき技ではありませんが、1発目が下段で打点が低いのでコンボで使用する機会はでてきます。派生は全てRKからのサンダーストーム関連派生と同一です。

レフトローキック~ツイストバックナックル

下上上
スクリュー誘発技
2LKRK【LKLP】
左ローキックから各種ハイキック派生がでます。

レフトローキック~イラプションニー

下上中
2LKRK【LKRK】
左ローキックから各種ハイキック派生がでます。

レフトローキック~イラプションニー(ホールド)

下上中
2LKRK【LKRK(ホールド)】
左ローキックから各種ハイキック派生がでます。

レフトローキック~ハイアンドロー

下上下
2LKRKRK
左ローキックから各種ハイキック派生がでます。

ライトニングロー


2RK
G-16、H-5、CH+10
発生が14とかなり早い代わりにフレーム優劣の悪いローキックです。カウンターヒット時のみ大幅有利になり、ヘヴィミドルキック(WK)が割れません。ガード時の硬直はガードできる硬直ですが、やられモーションの姿勢が低く相手キャラがファーカムラムであってもLPがスカります。そのため壁際でカウンターヒットしてもLPを中段代わりに使用することはできません。

リヴォルヴ


2WK
G-13、H後方のけぞりダウン、捌きヒット時崩れダウン(コンボ可)
上段技ですがパンチ捌き効果を持った珍しい技です。パンチ捌きの発生は3フレ目から10フレ目まで持続します。パンチ捌き効果終了後は空中判定となり拾われるリスクが出てきます。相手が3LPやLPなどを出しそうな場面で出すのがよいかもしれません。

ライトニングロッド

中中
1RPRP
1発目G-10、H+1
2発目G-13、H+1
1~2発目間ノーマルヒットで連続ヒット。連続ヒットの中段連携ではありますが、発生も16と普通、ダメージも計32と取り分け高いわけでもなく、どちらにも確反があると立ち合いで出すのに優れているとは言い難い技です。一応左側への判定は厚く、五分の状況から右横歩きでかわせません。ですが左横歩きを捉えるのには+8必要で、そこまでしても特にリスクの割にリターンがあるわけではありません。2発目が空中ヒットすると裏返しで浮き直すのでコンボの運び用途でしょうか。

モンスターテイル


1RK
G-14、H+5
ワンコマンドで出る下段としては破格の性能で、ブライアンのハチェットキック(スウェー中LK)に似ています。ですがこちらはカウンターヒットしても特殊効果はなく、その点で劣っています。また、ヒット時の間合いが遠く、その場で再度モンスターテイルを出しても1回のバックダッシュで簡単に避けられてしまいます(ファーカムラムで試行)。壁際ではこの間合いが遠くなるデメリットはなくなるので、ワンコマンドであることもありかなり強力な下段として機能することでしょう。
ヒット後の連携としてヘヴィミドルキック(WK)への連携は発生13以上の技へコンボにいけ、ガード時も確反がなく、相手が2Pにいれば横移動でも避けられないと強力ですが、相手キャラのバックダッシュ性能によってはヘヴィミドルキックを避けられます。ファーカムラムでは避けられませんでしたが、ザフィーナでは避けられました。

サークリングミドル


1WK
G-9、Hダウン
右側に移動してからヘヴィミドルキックのような技を出します。右に弱い技を避けながら攻撃する技です。こういう避けながら攻撃する技は左側に避けながら攻撃することが多いですが、ファーカムラムは右側に移動します。大抵の鉄拳キャラは右横移動より左横移動に弱いことが多いので、若干の使いにくさがありそうです。カウンターヒットしても何もありませんが、ガードされても確反もありません。

ティー・ソーク・ラン


4LP
G-15、H後方吹き飛びダウン(受身不可)
発生14と早く、リーチも長い中段攻撃です。ヒット時はクロスブリッツ(66RPLP)での追撃が入ります。発生を活かして確定で使うのが主な用途となりそうですが、こうした発生の早い単発技に最大反撃を決めるのはかなり練習していないと難しいので(フェンの嶽寸靠(4WP)や一八の魔神拳(立ち途中RP)を常に浮かせているプレイヤーはどのくらいいるでしょう?)、おもむろにぱなしてみるのもありと言えばありなのかもしれません。相手のファーカムラム慣れ度、プレイヤスキルと相談ですが。

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